寂しい思いをさせた元彼女にサプライズでもう一度アプローチ

M.Kさん(34歳)男性 弁護士 東京

弁護士を目指していた私を、ずっと支えてくれた女性がいました。その女性とは大学の頃からの付き合いでしたが、同期がみんな就職して社会人になり、彼女もまた社会人になってからも、司法試験に合格できず、精神的にも肉体的にもぼろぼろだった私を助けてくれたのが、彼女でした。

彼女は、私が夢を叶えることが第一だと言い、生活の心配なく勉強が続けられるように、自分が働いたお金で私の生活費の面倒まで見てくれて、彼女がいたからこそ、私は何年も司法試験に挑戦することができたのだと思います。

私は、彼女に感謝はしていましたが、勉強以外のことに費やす時間がもったいなくて、彼女とデートをすることもなく、ひたすら弁護士になるためだけに毎日を送っていました。彼女は口ではなんと言っても、寂しい思いをしていたのだと思います。ある時ぷつりと糸が切れたように、自分のことも見てほしいと言って泣いたことがありましたが、私にはこんな大事な時に、そんなことを言うなんてとしか思えなかったのです。それで彼女は結局私のもとを離れていってしまいました。

彼女をなくしてからは、アルバイトをしながら勉強をすることになり、勉強の苦労は増しましたが、それまでの彼女への感謝の気持ちも沸いてきました。苦労しながらも勉強は続けて、8年かかってようやく弁護士になることができたのです。

弁護士になってからは、また大変な日々が待っていましたが、それも一通り落ち着いて、人並みの生活が送れるようになってから、ふと彼女のことを懐かしく思うようになり、どうしても会ってお礼が言いたい、できればよりを戻したいと思うようになりました。今なら彼女に寂しい思いをさせないこともできるのです。

何年かぶりに彼女に連絡を取ると、弁護士になった祝いに食事をすることに応じてくれました。それで、私は待ち合わせた彼女を連れて彼女の着る服を買い、当時の私ではとてもご馳走できなかったようなレストランを予約して、そこにサプライズで彼女を連れて行ったのです。

彼女はとても感激していて、それでも彼女が私にしてくれたことを思えばまだ足りないくらいだというと、よりを戻すことに同意してくれました。

これからは、私が彼女を支えていきます。もう、寂しい思いはさせません。


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